『食べてもいいかな? お魚チャン。』
A5/表紙FCコピー/P20/200円
※R18※
青峰×火神 小説(最初に4コマあり)
青峰に優しくされるのが恥ずかしい火神。
火神を溺愛するブラック黒子様がいます笑
あと、ペーパーもあります。
しかし、なんかEちゃんが「最初から出かけたい」とかのたまっとるので、
昼近くまでSP留守かもしれません…
頼むよEちゃん…orz
あんたの知り合いにチケット譲ったでしょ!!
あたしは面識があったかどうかも定かでない、赤の他人に!!
売り子も買い子もしないギブアンドテイクが成り立たない人に!!
しかも3回目なんですけど!?
相方が行けないときは確かにチケット余ってるけどね!?
…はあ…(ToT)
今、雨と風が強くなってます。
一時はどうなるかと思いましたが、何とかスパークに行けそうですね。
のろのろ台風×2!! とか、停滞したりとかまじ
新幹線動かなかったらどうしてくれよう…!
て思ってました(-"-;)
あっでも当日までは一応気を抜かないほうがいいかな!?(^^ゞ
島に着くと、俺はすぐに街へ向かい、行きずりのレディに声をかけた。
ナンパはあっさりと成功、彼女の気に入りのカフェでしばしティータイムを楽しむことになった。
ゾロとは、あの夜からまともに会話も交わしていない。それどころか、目も合わせてはいなかった。
ゾロのほうはどうか判らない。俺が、一方的に避けているのだ。
視線が合えば、声を聞けば、触れてしまいたくなる。だから。
目の前で微笑むレディは、ナミさんやロビンちゃんにも劣らぬ極上の美女。
なのに俺の頭の中は、こうして彼女と話している間も、あの緑髪の剣士のことばかり。
「ねェ――これから、どうする?」
彼女がさりげなく、俺の手に白く繊細なその手を重ねる。
笑みを返そうとして――――俺は、目を瞠った。
たった今カフェに入って来た、ひとりの男。きょろきょろと何かを探すように店内を見回し、そうして俺に気づく。
ぎっと睨みつけてきたその男は、すぐに大股でこちらへ近づいてきた。
天然の迷子が、なぜこんな所へ。酒屋を探して、迷い込んだのだろうか。
だが、俺を見てる。毅い瞳。俺が惹かれた――――
「一度でいい、ってのは、一度やりゃもうどうでもいいってことか。なるほどな」
「……え、」
「判ってたはずなのに……てめェなんぞに絆されてやった俺が、大バカ野郎だ!」
ゾロは言いたいだけ言って、くるりと踵を返した。振り返らない見慣れた背中が、一瞬、震えたと思ったのは俺の気のせい?
あの言葉は、酒屋じゃなく、俺を探していたってことなのか。
一度きりだと念を押したのは、ゾロのほうだったのに。
絆されたって――俺は、諦めなくていいの……?
「なァに、今の? あなたの知り合い?」
「――――ごめんね、レディ」
俺はにっこりと笑って、不思議そうにしている彼女に言った。
「俺のかわいこちゃんのご機嫌とらなきゃだから。この後の予定はキャンセルしていいかな」
彼女からは渾身のビンタをいただいた。当然だ。